菓子メーカーくんとは

菓子メーカーくんとは

作成日:2022.12.10

更新日:2023.11.17

 

菓子メーカーくんのアーキテクチャ

「菓子メーカーくん」のアーキテクチャについて

「菓子メーカーくん」のアーキテクチャ、つまり設計思想は作業時間の短縮によるコスト削減と処理方法を変更することによるコスト削減を基盤としたシステム構築です。使用していく中でコスト削減は必ず実現されます。
また、「菓子メーカーくん」は他社の販売管理ソフトとはまったく異なる販売管理ソフトです。他社の販売管理ソフトは、対象現場での実務経験がまったくなく、現場に必要な知識もまったく持たないプログラマによって、作成されたプログラムです。
「菓子メーカーくん」は菓子メーカーに10年勤務した実務経験を基にプログラムは構築されています。毎日の業務から発見した知識をプラットフォームとして構築されていますので、効率の良さ、操作性の良さは担保されています。
その結果、「菓子メーカーくん」はプログラマ目線ではなく、オペレータ目線でプログラムは構築されていると言えます。オペレーション経験がアドバンテージになっています。ですから、弊社の社名もプランズ・オペレーションとしています。
話は変わりますが、プランズ・オペレーションの正式名称は、終戦直後一時期日本を統治したGHQ内部の部門名に由来しており、意味は「作戦計画」です。

菓子製造業販売管理システム

「菓子メーカーくん」は菓子製造業販売管理システムです。売上/売掛、仕入/買掛、在庫のトータルなシステムです。
菓子業界に準拠した作りになっていますので、新菓子統一伝票、菓子統一請求書、e-お菓子ねっと、大手問屋のエクセル請求書など、標準で装備されています。この他、作業時間短縮や処理方法変更によるコスト削減が実現できます。

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作業時間短縮によるコスト削減

作業時間短縮によるコスト削減

「作業時間が短縮される」は、他社の販売管理ソフトから「菓子メーカーくん」に移ってきたユーザーによる証言です。元々、作業時間の短縮は「菓子メーカーくん」の目指すところでもあったので、証明されたことになります。作業時間が短縮されることは、イコール人件費削減、イコールコスト削減に繋がります。

コード体系の採用

コード体系は、コードの各桁ごとに意味を持たせて分類する、コード作成方法です。
すべてのコードがコード体系順に並ぶことで、コードを探すスピードが圧倒的に速くなります。これが作業時間の短縮を作り出す最大のポイントになります。

売上データ入力時、出荷印刷データ自動生成機能

売上データ入力で、売上データを新規に作成するとき、同時に4つの出荷用印刷データが自動的に生成されます。出荷用印刷データとは売上伝票、送り状、荷札、 封筒の4つの印刷データです。1件の売上データ入力作業で4つの印刷データが自動的に生成されることは、大きな作業時間の短縮とコスト削減を実現します。

明細行入力支援機能を利用した入力

菓子メーカーに勤務していた頃、仕入データ入力を行っているときに、同じ仕入先に同じ商品を同じ数量、毎回発注していることに気付きました。この現象は相手側から見れば売上になり、売上でも同じ現象が起きていることを発見しました。
この法則をプログラムに組込む作業で、1行1行明細行を入力していく方法ではなく、過去の同じ伝票を毎回簡単に表示できる方法で実現しました。この仕組みは作業時間の短縮とコスト削減に貢献しています。

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処理方法変更によるコスト削減

新菓子統一伝票からA4新菓子統一伝票への移行

20~30年前は菓子業界では、菓子統一伝票その後の新菓子統一伝票は必須アイテムでしたが、ここに来てそういう風潮が消えつつあります。 それと、伝票1枚のコストが税込9.9円、殆んど10円と高価です。コストの中には全国菓子卸商業組合連合会のマージンが含まれています。
そこで「菓子メーカーくん」では、A4菓子統一伝票を勝手ながら考案し、これに移行することで、伝票1枚当たり7円のコスト削減が図れるようにしました。 1ヶ月500枚使用する菓子メーカーの場合、1年で42,000円のコスト削減になります。これは好評です。

請求書メール化への移行

2024年1月以降、電子帳簿保存法の実施により、請求書を紙での保存ではなく、PDFファイルへの保存が義務化されます。それに伴い請求書のメール化が急速に普及します。2023年からメール化に慣れる意味で、メール送信する得意先数を増やしていく試みが必要です。
腰を上げるのが遅い菓子業界ですが、メール化に積極的な菓子問屋を探して、そういうところから先にメール化に慣れていくことが重要になります。
それから、PDFファイルを保存する際、整然と整理されたフォルダ構成によるファイル保存の構築が求められます。

「e-お菓子ねっと」でV1フォーマットからV2フォーマットへの移行

「菓子メーカーくん」では、「e-お菓子ねっと」でのV1フォーマットとV2フォーマットの両方を用意しております。 「e-お菓子ねっと」のV1フォーマットの料金は1行2円ですが、V2フォーマットの料金は1行0.8円です。1行当たり、1.2円のコスト削減が図れます。
1ヶ月500行受信する菓子メーカーでは600円、1年で7,200円コスト削減が図れます。

送り状と荷札を送り状シールへ移行

運送会社の送り状ソフトを使用して、運送会社専用のレーザープリンターから送り状シールを印刷するという方法があります。これを使用しますと、送り状と荷札が一体化しているので、 自社の白紙荷札は不要になります。この不要になった白紙荷札代がコスト削減になります。

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菓子業界準拠

概要

「菓子メーカーくん」は、菓子業界準拠を基本としていますので、菓子業界で広く利用されている新菓子統一伝票や、「e-お菓子ねっと」は標準で装備しています。
また最近では、三菱食品や日本橋菓房などで使用している請求データをCSVファイル(エクセル)に変換して、メール添付して送信する請求書も標準で装備しています。

e-お菓子ねっと オンライン

「菓子メーカーくん」では、1989年4月に開始した「e-お菓子ねっと」前身の菓子VANのときから対応しています。「菓子メーカーくん」は現在、V1フォーマットとV2フォーマットの両方を用意しております。 「e-お菓子ねっと」は、発注データ、入庫予定データ、出荷報告データ、請求データ、支払データというデータ種を取り揃えていますが、大半は発注データのみの利用が多いようです。
菓子メーカーの「e-お菓子ねっと」のオンラインへの加入状況は、2022年10月時点で489社で、主要メーカーは殆んど加入しているようです。

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e-お菓子ねっと FAX受信

「e-お菓子ねっと」でFAX受信は2022年10月時点で104社です。「e-お菓子ねっと」のFAX受信は、FAX1枚当たりの単価が高い上に、更にデータ入力をしなければならない人件費が発生します。 それに比べてオンライン受信は、既にデータは入力済です。このコストの差はとてつもなく大きいものがあります。

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請求書メールにCSVファイルを添付して送信

CSVファイルはエクセルを開いて読込むと、そのままエクセルになります。また、CSVファイルはデータベースにも取込めます。取込めばそれは売上データ、請求データになり、省力化に貢献する便利なファイル形式です。
「菓子メーカーくん」では、合算請求書印刷の画面から、得意先を選択してCSV作成ボタンをクリックするだけで作業は完了します。作成したCSVファイルをメールに添付し送信して終了です。2~3分の作業です。
例えば、三菱食品で当月売上のあった支店・営業所の件数が30件あったと仮定します。従来の請求書を印刷して郵送する場合と比較してみます。

   切手代84円 + 封筒代10円 + 請求書用紙代1円 = 95円
   95円 X 30件 = 2,850円 ・・・ 単純計算によるコスト削減額

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