クラウドで働き方改革
テレワークとは、情報通信技術(ICT)を活用した、場所や時間に捉われないフレキシブルな働き方ことです。
tele = 離れた場所 + work = 働く つまり、離れた場所で働くの意。
テレワークは働く場所によって、3つの形態に分類されます。
安倍晋三首相は2016年9月、内閣官房に「働き方改革実現推進室」を設置し、働き方改革の取り組みを提唱したのが始まりです。
働き方改革とは、一言でいえば「1億総活躍社会を実現するための改革」と言っていいでしょう。
現在、1億総活躍社会を目標に掲げた背景には「生産年齢人口が総人口を上回るペースで減少していること」が挙げられます。
労働力不足を解消し、1億総活躍社会を実現するためには、上記3つの課題に取り組むということが「働き方改革」の概要です。
働き方改革の大目的・概要は上記のようにお伝えしておりますが、これらを実現するために更に3つの課題があります。
これらが、働き方改革の最重要事項になります。
働き方改革はまた別の言葉で言い換えれば、労働力不足を解消するためのソリューションです。
テレワークで会社から離れた場所で仕事を行う場合、情報通信機器としてのパソコンは必須アイテムです。
更に、パソコンの利用サービス形態として、クラウドは最適なツールになります。テレワークで会社から離れた場所にいても、クラウドを使用していれば、会社にいて仕事をしているのと同じ結果が得られます。
このことから、クラウドは働き方改革を推進する一助となります。『菓子メーカーくんクラウド版』は上記で説明した内容を実現します。
『菓子メーカーくんクラウド版』が使用しているクラウドは、Microsoft社が運営するAzure(アジュール)というクラウドです。
採用の理由は、セキュリティ面の安全性が確実に担保されるところです。
『菓子メーカーくん』では、2015年1月からMicrosoft Azureへの対応を開始しております。
以下、Microsoft Azureについて、Wikipediaより抜粋して説明します。
Microsoft Azureとは2010年1月に世界21ヶ国に対して、正式にサービスを開始されました。2014年3月に旧称Windows AzureからMicrosoft Azureに名称変更されました。
Microsoft Azureはマイクロソフトのデータセンターであるクラウドプラットフォームのことで、アプリケーションとデータをホストしています。
そして、アプリケーションの動作環境と、クラウドのミドルウェアサービスであるWindows Azure AppFabric、SQL Database(クラウドのRDB)を提供しています。
Microsoft AzureはCompute、Storage、Fabricという3つの核で構成されています。Computeは計算資源を提供するサービス、Storageはスケーラブルなストレージサービス(BLOB,テーブル、キュー)を示唆しています。Fabricは、Windows Azure Platformの一部のサービスをアプリケーションで利用できるようにしています。
これまで、Windows Server OS上で動作していたアプリケーションの多くがMicrosoft Azure上でも稼働できるようになっています。
セキュリティについては、マイクロソフトによると、Microsoft Azureはアプリケーション開発者およびサービス管理者向けのセキュリティを強化できる仕組みがあるとしており、公式サイトにて関連情報を公開している。
2014年2月26日からは、マイクロソフト自身が埼玉県に東日本リージョン、大阪府に西日本リージョンを開設し運用している。