作業時間が短縮される
作成日:2022.12.15
更新日:2023.11.17
このページの内容は以下の通りです。
コード体系の採用 ・・・・・ 1番時短の効果あり。 出荷印刷データ自動化 ・・・・・ 2番目に時短の効果あり。 データ入力の法則 ・・・・・ 3番目に時短の効果あり。 この「作業時間が短縮されるという事実」は、他社の販売管理ソフトから「菓子メーカーくん」に移ってきたユーザーによる証言です。殆んどのユーザーが口を揃えて証言しています。 作業時間が短縮されるということは、パート事務員の人件費削減を意味します。導入したその日から毎日、作業時間が短縮されます。このコスト削減は大きいと思います。
私が大学を卒業して最初に就職した企業は、外資系のコンピュータ会社でした。そこでコード体系なるものを教わりました。以来ずっと、コード体系を使用し続けています。 コード体系とは何か。コードの各桁ごとに意味を持たせる、意味付けをするということです。 下記にサンプルとして、得意先コード体系を掲載しました。これをご覧いただければ、ご理解いただけると思います。 それから、すべてのマスタのコード(得意先、仕入先、商品など・・・)にコード体系を適用することが肝心です。 また、過去に他社の販売管理ソフトから「菓子メーカーくん」に移ってきたユーザーで、コード体系を採用していた形跡のあるユーザーは1件もありませんでした。
通常、どのマスタのコードも後からどんどんコードが追加されます。後から追加されたコードは、コード体系順にコードが並びます。 このコードが体系順に並ぶことで、コードを探すスピードが圧倒的に速くなります。この圧倒的速さが時短の最大のポイントになります。
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私は元々、コンピュータ会社でシステムエンジニアをしておりました。兄があるとき、菓子メーカーを始めるので、 一緒に仕事しないかと誘われ、10年、菓子業界に身を置く結果となりました。配達2年、営業5年、工場3年の10年でした。 入社して数年後、大塚商会からオフィスコンピュータをリース購入し、販売管理を行うことになりました。毎日のデータ入力作業は、 売上伝票、送り状、荷札、封筒を入力して、その後印刷を行うというものでした。殆んど同じ内容を4回入力していることにすぐ気付きました。 これはバカ気ていると思いました。このことが大きなヒントになり、その後の「菓子メーカーくん」制作では1つの入力で4つの印刷データを自動的に出力するプログラムを考案しました。
売上データ入力(または受注データ入力)で、売上伝票の入力を行いますが、そのとき売上データ(または受注データ)が、 入力の結果として作成されます。同時にこの他4つの出荷用印刷データが自動的に出力されます。 出荷用印刷データとは売上伝票、送り状、荷札、封筒の4つの印刷データのことです。 1件の売上データ入力作業で4つの印刷データが自動的に出力されることは、大きなコスト削減を実現します。
私の兄が経営する菓子メーカーに勤めていた最後の3年間は、工場に勤務していました。工場では仕入業務を担当していて、3年間仕入データ入力を行っていました。 その業務で気付いたことは、同じ仕入先に同じ商品を同じ数量、毎回発注しているケースが多いことを発見しました。このことは、逆転して相手側の立場で考えれば、 同じ得意先から同じ商品を同じ数量、毎回受注していることの裏返しであると考えることができます。 つまり、得意先でも仕入先でも、同じ取引先から同じ商品を同じ数量、毎回注文があるという1つの法則が成り立ちます。
この法則を「菓子メーカーくん」のデータ入力プログラムに、それぞれ組込みました。過去の注文に今回と同じ注文が絶対に存在する。なければ、それに近い注文が必ずあるということです。 この考えに基づいて、例えば売上データ入力を行うと、1行1行明細行を入力して売上伝票を完成させるのではなく、過去の同じ注文を表示して、1クリックで売上伝票を完成させるのです。 この効率の良さが作業時間短縮に貢献します。