得商クラウドとは

得商クラウドとは

得商クラウドのアーキテクチャ

「得商クラウド」のアーキテクチャについて

「得商クラウド」のアーキテクチャ、つまり設計思想は作業時間の短縮とコスト削減を基盤としたシステム構築です。作業時間の短縮は「ひと」のコスト削減を指し、ただのコスト削減は「もの」のコスト削減を指します。
また、「得商クラウド」は他社の販売管理ソフトとはまったく異なる販売管理ソフトです。他社の販売管理ソフトは、対象現場の実務経験がまったくなく、現場に必要な知識もまったく持たないプログラマによって、プログラムは作成されています。
「得商クラウド」は菓子メーカーに10年勤務した実務経験を基にプログラムは構築されています。毎日の業務から発見した知識をプラットフォームとして構築されていますので、効率の良さ、操作性の良さは保証されています。
その結果、「得商クラウド」はプログラマ目線ではなく、オペレータ目線でプログラムが構築されていると言えます。オペレーション経験がアドバンテージになっています。ですから、弊社の社名もプランズ・オペレーションとなっています。
話は変わりますが、プランズ・オペレーションとは、終戦直後一時期日本を統治したGHQ内部の部門名です。意味は「作戦計画」です。

中小企業向け販売管理システム

「得商クラウド」は中小企業向け販売管理システムです。売上/売掛、仕入/買掛、在庫のトータルなシステムです。
菓子業界に準拠した作りになっていますので、新菓子統一伝票、菓子統一請求書、e-お菓子ねっと、大手問屋のエクセル請求書など、標準で装備されています。この他、作業時間の短縮やコスト削減が実現できます。

作業時間が短縮される

「作業時間が短縮される」=人件費削減

「作業時間が短縮される」は、他社の販売管理ソフトから「得商クラウド」に移ってきたユーザーによる証言です。元々、作業時間の短縮は「得商クラウド」の目指すところでもあったので、証明されたことになります。作業時間が短縮されることは、イコール人件費削減、イコールコスト削減に繋がります。

コード体系の採用

コード体系は、コードの各桁ごとに意味を持たせて分類する、コード作成方法です。
すべてのコードがコード体系順に並ぶことで、コードを探すスピードが圧倒的に速くなります。これが作業時間の短縮を作り出す最大のポイントになります。

売上データ入力時、出荷印刷データ自動生成機能

売上データ入力で、売上データを新規に作成するとき、同時に4つの出荷用印刷データが自動的に生成されます。出荷用印刷データとは売上伝票、送り状、荷札、 封筒の4つの印刷データです。1件の売上データ入力作業で4つの印刷データが自動的に生成されることは、大きな作業時間の短縮とコスト削減を実現します。

データ入力には1つの法則があり、それを利用

菓子メーカーに勤務していた頃、仕入データ入力を行っているときに、同じ仕入先に同じ商品を同じ数量、毎回発注していることに気付きました。この現象を相手側から見れば売上になり、売上でも同じ現象が起きていることを発見しました。
この法則をプログラムに組込む作業で、1行1行明細行を入力していく方法ではなく、過去の同じ伝票を毎回簡単に表示できる方法で実現しました。この仕組みは作業時間の短縮とコスト削減に貢献しています。

徹底したコスト削減

ドットインパクトプリンタは使用しない

すでに10年以上前からでしょうか、プリンタメーカーではドットインパクトプリンタの新規開発は行っておりません。過去の製品という位置づけになっているようです。
ドットインパクトプリンタを使用しない理由には、以下3点が挙げられます。

ドットインパクトプリンタの購入価格は高価だ

伝票の複写枚数が6枚あるいは7枚の一番下の用紙まで、印字圧力が正確に通るプリンタを購入する場合、20万円以上になります。一度購入すれば、最低10年は使用できます。10年経つとまた20万円かかります。この繰り返しは大変です。
一般的に、ドットインパクトプリンタを必要とする伝票は、チェーンストア統一伝票、百貨店統一伝票、あるいは運送会社の送り状伝票などがあります。または、その業界で古くから使用されている伝票などが考えられます。
印刷する伝票枚数が多ければ問題ありません。この場合は、ドットインパクトプリンタが絶対に必要だからです。では、印刷する伝票枚数が少ない場合はどうでしょうか。この場合が一番厄介です。ドットインパクトプリンタの使用を止めるに止められないからです。

5年過ぎた頃からサポートが必要になる

ドットインパクトプリンタはサポートが必要になるプリンタです。丁度、5年を過ぎた頃からガタがきて、サポートが必要になります。
例えば、エプソンのVP-4300というドットインパクトプリンタがあります。このプリンタの場合の年間サポート料は税別25,000円です。
ですから、ドットインパクトプリンタを使用する場合の10年間の費用負担は、
200,000円 + 25,000円 X 5 = 325,000円となり、
1年平均で、税別32,500円、税込35,750円となります。

印刷時の音がうるさい

ドットインパクトプリンタが長時間印刷し続けた場合の騒音はすごいものがあります。何デシベルになっているか、計測したことはありませんが、結構な値を計測すると考えられます。 電話しているときなど、相手の声はまったく聞こえなくなります。

請求書のメール化

どこかの販売管理ソフトのテレビ宣伝で、請求書のメール化がさもすごいことのように宣伝していますが、一般的には、1ヶ月の請求書作成件数は普通の場合、せいぜい100件程度です。
それと、相手の了承が必要になりますので、100%のメール化は絶対に無理があります。仮に、50%で50件メール化した場合の1ヶ月のコスト削減額は以下のようになります。

No.原価コスト名原価件数金額
1.84円切手代84504,200円
2.封筒代40502,000円
3.封筒入れ人件費1,50050/601,250円
1ヶ月コスト削減額 小 計7,450円
年間コスト削減額7,4501289,400円

尚、パート事務員の人件費は時給@1,500円とします。1件の封筒入れに1分かかる計算です。

送り状と荷札を送り状シールへ移行

運送会社の送り状ソフトを使用して、運送会社専用のレーザープリンターから送り状シールを印刷するという方法があります。これを使用しますと、送り状をドットインパクトプリンタで印刷していた部分がなくなります。
また、送り状と荷札が一体化しているので、自社の白紙荷札は不要になります。この不要になった白紙荷札代がコスト削減になります。